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2022.01.14

SDGsとは

森と暮らしがこれからもずっと続いていくために。森の恵みのレシピや持続可能な社会をつくっていくために知っておきたいことをまとめた小さなweb事典です。

SDGsとは、持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)のことをいいます。2015年に国連で採択された、2030年の達成を目指す17の目標です。

日本のSDGs達成度は現在どのくらいなのでしょうか。
2021年6月に発表されたSustainable Development Report2021によると、日本の順位は165ヵ国中18位。上位のように感じられますが、17個すべての目標が順調に改善しているわけではなく、停滞していたり減少している目標もあります。(参考/2021年日本のSDGs達成度は18位

先駆的な取り組みを行っている自治体のひとつに、北海道下川町があります。もともと、林業が盛んな町でしたが鉱山の閉山などにより人口が減少。1980年には人口減少率が北海道で第1位、全国で第4位になってしまいました。そのような背景の中、林業を中心とした産業を立て直し、2001年には「経済、社会、環境の調和による持続可能な地域社会づくり」をコンセプトに、SDGsの先駆けともいえるような様々な取り組みをスタートしました。現在では、2030年に下川町のありたい姿を描き “下川版SDGs”として第6期総合計画の将来像に位置づけをしているといいます。(参考/やまとわ基本の木会議 “さあどうする?わたしたちと地球とSDGs

最近あちこちでSDGsという言葉を耳にすることが増えました。
2030年まで10年を切った今、限られた時間でSDGsを達成するために世界では取り組みのスピードを速めています。
条例や法律は強制力によるものになりますが、SDGsは個人にゆだねられていて自由度が高いもの。ひとりひとりが描きたい未来のため自分に何ができるのかを考え、自ら動いていくことができるのです。

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