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2021.07.14

美味しそうなのに美味しくない“へびいちご”で作るかゆみ止め

森と暮らしがこれからもずっと続いていくために。森の恵みのレシピや持続可能な社会をつくっていくために知っておきたいことをまとめた小さなweb事典です。

森やちょっと日陰になった場所に入ると出会えるへびいちご。名前の由来は「へびが出るような場所に生えている」とか「へびが這うように広がっているから」など諸説あるようです。

このへびいちごは美味しそうな色とは裏腹に、中身がなくスカスカで食べても美味しくありません。名前の由来のひとつに「美味しくないからへびにでも食べさせておけ」というのもあるようです。

食用には向かないけれど、へびいちごを使って「かゆみ止め」が簡単に作れることを知り作ってみました。

材料

へびいちご、ホワイトリカーや焼酎(アルコール度数35%以上のもの)
ポイント : 今回はウォッカを使っています。

作り方

(1)へびいちごを軽く水洗いしてごみを取り除き、水気を取ってから瓶に入れます。

(2)へびいちごが入った瓶にウォッカを注ぎます。

(3)ふたで密閉してできあがり。
ポイント : 直射日光の当たらない冷暗所に2週間ほど置いて出来上がり。

天然生活8月号に掲載されている横山タカ子さんの「葉使い」を参考にしました

このチンキは虫刺されに効くそうです。ドクダミチンキと合わせて常備しておくと、これからの季節にきっと役立ってくれることでしょう。

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