読みもの・お知らせ
2022.04.01

森の編集者、募集

やまとわ「森の企画室」の新しいスタッフを募集します。

森の企画室は、それぞれの森の目指す未来を発見して、その未来に向けて企画をし、実行していくのが仕事です。

森を取り巻く環境はそれぞれで違います。林業で木材生産をするのに向いている森もあれば、みんなの遊び場に使うのが向いている森もある。里山のようにその土地土地の暮らしと密着した森もあれば、野生動物がたくさん暮らす奥山もある。

小さな面積で所有者がたくさんいる森があれば、地域で管理してきた山や行政が管理している山もある。森や山というのは多様です。

この多様な森に対して、それぞれが目指す未来ってどんな未来だろう?と考えて企画して実行する。

例えば、時には林業としてどうすれば持続可能な森づくりができるか、を考えることもあれば、森に関わる人が少ないのでその担い手を増やしていこうと、考えることもある。地域、行政、企業、所有者、それぞれのニーズと森の持続可能性を組み合わせて企画していく。そんな仕事。

森をデザイン思考で考える編集者を探しています。森に関する出版物を作ったりする仕事ではないです(そういう仕事もしたいですけど)。

小さな視点での森の多様性。それは、各々の森の生物多様性。

どちらも、とても大事です。森の循環の中に、人も入った状態で持続可能性をデザインする。言うのは簡単ですが、実践するのはびっくりするほど難しい。森は広大で、時間軸も僕らよりずっと長い。そこに関わる人も少ない。絶望的な気持ちになることもあります。それでも僕らはやる、のです。

やまとわについては詳しく知りたいと言う方は、コチラの記事をご覧ください。
なぜ僕らは、「森をつくる暮らしを」つくりたいのか
ソトコトオンライン 中村代表インタビュー
長野県移住メディア suuhaa 奥田インタビュー

森をつくる暮らしをつくる、株式会社やまとわで共に働く方を募集しています。

【募集する人】
森の企画室スタッフ

【雇用形態】
正社員

【待遇】
年齢や経験により応相談

【歓迎するスキル・条件】
・森と暮らしをつなぐ、に興味がある
・デザイン思考が好き
・企画を運営していくのが好き
・サステナブルなものづくりに興味がある
・自然が好き
・マルチタスクが嫌いじゃない

【業務内容】
・森の企画室の企画の運用
・イベント企画と実行
・森づくり支援
・クライアントワーク
・営業

【応募について】

ご応募頂ける方は、メールにて以下のものをお送りください。

・履歴書、職務経歴書
・応募理由(1200字以内)
それぞれフォーマットは自由です。pdfにしてお送りください。書類選考にて結果をメールでお知らせいたします。

株式会社やまとわ 採用係 奥田・飯塚
送り先:meguru@yamatowa.co.jp

【備考】
働き始めは、2022年度上期中の採用を目指しておりますが、ご都合があればご相談ください。
締め切り等はありませんが、採用が決まり募集終了とします。
現地採用となりますので、通勤圏内にお住まいもしくは移住が可能な方でお願いいたします。

これまでの仕事

INA VALLEY FOREST COLLEGE 企画・運営

伊那市様と一緒に森の担い手育成事業。業界もエリアも越境して「森に関わる100の仕事をつくる」をコンセプトに、オンラインと現地開催を組み合わせた森の担い手育成事業を実施しています。2年間での受講生・聴講生は述べ700人を超え、伊那へ移住された方、森に関わる仕事への転職、森の事業作りを実践されている方などが出てきています。

乗鞍高原の地域材を使ったコミュニティデザイン「kimama bench」

乗鞍高原の観光名所でもある一ノ瀬園地。かつては、牧草地として人々が利用していたため、美しい草原の風景が広がっていました。しかし、人の出入りが少なくなった現在は、シラカバが繁茂するようになりました。乗鞍高原では、人の暮らしと自然が織りなす美しい原風景をもう一度取り戻したいと、シラカバの修景伐採(風景を守るために木を伐ること)を実施しています。持続可能な乗鞍高原の地域づくりに取り組んでいる方から、このシラカバを地域で使う文化をつくっていきたいということで始まったのが、このkimama ベンチ。

「kimama ベンチ」とは、乗鞍高原に生えているシラカバを使って、釘や防腐剤を一切使わずにつくるベンチ。そうすると、3年も経たないうちに朽ちてしまいます。しかし、”朽ちる”ということを許容して、“朽ちたらまたみんなでつくる”という循環モデルに共感いただき、このワークショップが実現しました。このワークショップが生まれるまでの経緯や様子は、Raicho.incさんのこちらの記事に詳しく紹介されていますので、ぜひご覧ください。

小中高校生たちとの森林教育

子どもたちと一緒に、森に入り、ものづくりをする。森からマーケティングを考える。生態系について考える。など森をテーマに、長野県の小中高を中心に様々な授業づくりをおこなっています。

このほかにも、色々な企画をおこなっています。これから企業様との森づくり案件が増えてきたこともあり、プロジェクトを担当してもらえる企画実装が得意な方を募集しています。

私たちについて豊かな暮らしづくりを通して、
豊かな森をつくる

森の資源を使った楽しい
暮らしの提案を通して、
森と人の距離が近い未来を考える。
森と暮らしをつなぐ会社として
社会をよくしていく。