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2021.10.11

松茸の上を行くかもしれない香りの良さ。幻のきのこ、香茸(こうたけ)の炊き込みご飯

森と暮らしがこれからもずっと続いていくために。森の恵みのレシピや持続可能な社会をつくっていくために知っておきたいことをまとめた小さなweb事典です。

「香茸を干すとかおりがさらに強くなるよ。」経木職人の酒井さんに教えてもらい、炊き込みご飯を作ってみました。“干す”ひと手間を加えるだけで、想像以上の効果。こんなにもかおりが良くなるなんてビックリでした。

材料

干した香茸 適量、米 3合、しょうゆ 大さじ2強、酒 大さじ、サラダ油 ふた回し、塩 ひとつまみ

作り方

(1)香茸を適当な大きさに手で割きます。

(2)網の上に並べて、完全に乾くまで日光に当てて干します。
ポイント:今回は晴天が続いていて乾燥していたため、3日間で乾きました。

(3)乾いた香茸にぬるま湯をひたひたになるくらい注いで戻します。

(4)香茸が戻ったらザルにあけます。この時、戻し汁は捨てずに取っておきます。

(5)あらかじめといでおいたお米3合を土鍋に入れます。その上に戻した香茸を乗せます。

(6)香茸の戻し汁にしょうゆ、酒を加えて、合計600㏄になるように水を加え、土鍋に注ぎ入れます。塩をひとつまみ、サラダ油を軽く回し入れます。

(7)土鍋を強火にかけ、沸騰したら蓋をしめて13分間弱火で炊きます。 炊いているあいだ、良いかおりが部屋中に漂います。良いにおいに誘われてスタッフが集まってきました。

(8)13分後、10秒間強火にして火を消し、15分間蒸らします。
さあ、炊きあがりました。ふたを開けるととっても良いかおりが。

香茸のコクのある香りとうま味がお米に染み込んだ、とっても美味しい炊き込みご飯でした。きのこの歯ごたえも最高で。炊き込みご飯と合わせて、酒井さん直伝、香茸を使ったおひたしも作ってみました。

酒井さん、ご馳走様でした。

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