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2021.09.27

受注生産とは

森と暮らしがこれからもずっと続いていくために。森の恵みのレシピや持続可能な社会をつくっていくために知っておきたいことをまとめた小さなweb事典です。

受注生産とは、在庫処分をゼロにするために受注した分だけ生産することをいいます。

受注から生産までの流れには、大きく分けると「受注生産」と「見込み生産」のふたつに分けられます。このふたつについて特徴を比べてみましょう。

まず「受注生産」です。こちらは、顧客から注文を受けてから生産を開始するため、“注文から納品“までのリードタイムが長くなってしまうものの、「見込み生産」と比べてより高品質なものを作ることが出来るといえます。受注してからの生産であるために、在庫を抱える心配はほとんどないといえます。

そして「見込み生産」。需要を見込んであらかじめ製品を生産しておくことによって納品がすぐ行え、リードタイムを短くすることが出来ます。しかしながら在庫を抱えることになり、廃棄せざるを得ない製品も出てくることが難点です。
ひとつの例として、日本では年間29億着もの衣類が作られますが15億着売れ残ってしまうという驚きの事実があります。(参考/~服の廃棄が起こす負の連鎖~「永く使うってなんだろう。

生産側のメリットデメリットはもちろんですが、消費者自身が商品の背景を知った上で、どんなものをを選ぶかということもとても大切です。持続可能な社会を考えた時、どんな選択が良いのか。一歩立ち止まって考えてみませんか。

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