森と暮らしがこれからもずっと続いていくために。森の恵みのレシピや持続可能な社会をつくっていくために知っておきたいことをまとめた小さなweb事典です。
道を歩いているとあそこにもここにも、身近なところでドクダミを見つけることが出来ます。
葉や花を摘むと独特の臭いがしますし、日陰を好み繁殖力が旺盛なことから雑草として嫌われることも多いですが、昔から薬草として使われてきました。葉を乾燥させて作る “ドクダミ茶” はスーパーでも見かけることがあります。
5月から6月にかけて、可愛らしい白い花を咲かせます。この花を利用して、ドクダミチンキを作ってみました。
材料
ドクダミの花、ホワイトリカーや焼酎など(アルコール35%以上のもの)
作り方
(1)瓶いっぱいにドクダミの花を入れます。
ポイント : 花を採取する時に葉も取れたので一緒に入れました。
(2)ドクダミの花を入れた瓶に、ホワイトリカーや焼酎(35%以上のもの)を入れます。
ポイント : 今回はたまたまあったウォッカを利用しました。
(3)ふたで密閉します。直射日光を避け、冷暗所に約1ヶ月保管します。
ポイント : 時々様子を見ながら、瓶を上下に揺らしてアルコール分が全体に行き渡るようにすると良いようです。
初夏らしい鮮やかなグリーンに、白と黄色。見た目も爽やかですが、日にちが経つにつれて茶色に変化していきます。出来上がったチンキはあの独特な臭いがなくなり、香りが良くなるので不思議。
出来上がり後の利用方法としては、原液は虫除け剤として、精製水で薄めると化粧水としても使えるそうです。