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2022.09.06

アップサイクル

森と暮らしがこれからもずっと続いていくために。 森の恵みのレシピや持続可能な社会をつくっていくために知っておきたいことをまとめた小さなweb事典です。

アップサイクルとは、元の素材を活かして別のものを作り、そのものの価値が上がるリメイクのことを指します。
例えば、食品が入っていた空き缶をプランターやカトラリー入れにしたり、ワインコルクをナイフやフォークを置く場所にしたり。割れた器を金でつなぐ日本の伝統修復技法“金継ぎ”もアップサイクルのひとつといえます。

おしゃれに素敵にアップサイクルしたものを作っているブランドがあります。

造船古材を使って家具をつくる瀬戸内造船家具
愛媛県の今治は、造船が盛んな地域。造船の際、足場として、50㎜の厚さ、国産の杉板が船のまわりにたくさん組まれます。役目を終えた後、これまでは焼却処分されていましたが、瀬戸内造船家具では、造船古材の個性を生かして家具にアップサイクルしています。

段ボールを使って、ブックカバーや袋、カードケースをつくるもり文具店。通常、資源ごみとして出して終わりになってしまう段ボールですが、カラフルなものやデザインが面白い部分を切り取って文房具としてアップサイクルすればとても可愛らしくおしゃれです。

役目を終えたものに新しい価値を与えて使っていく。アップサイクルな活動を行う人たちが集まったアップサイクルジャパンという団体もあり、こういった取り組みは、これからもたくさん生まれてくることでしょう。

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