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「お月見」とは、1年で最も美しいとされる“中秋の名月”を鑑賞しながら、お米や果物といった収穫に感謝をする日です。
この文化は、古く中国から伝わりました。平安時代以降に貴族の間で親しまれ、江戸時代になると一般庶民の間にも広がっていったと言われています。
月を見ながら、お団子を食べる「お月見」は何でこんなにもワクワクするのでしょうか。道草に生えているすすきや秋の草花を飾っても雰囲気が出て楽しいですよね。
すすきを飾ることにも理由があるのは知っていましたか?
すすきは、“神様の依り代”と考えられています。また、実りを象徴する稲穂の代わりに、稲穂に似ているすすきをお供えするようになったという説もあるそうです。
2021年は、なんと8年ぶりに中秋の名月と満月が重なります。
秋を感じる月を愛でながらお団子を味わいつつ、実りの秋に想いを馳せてみませんか?