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2022.10.04

創業約120年。老舗の洋食レストランと伊那市をつなぐメニューブック&トレイ|日比谷松本楼様、三井不動産様 

東京都千代田区日比谷公園内にある日比谷松本楼は、伊那市とゆかりのある老舗の洋食レストランです。
明治初期に伊那市西箕輪出身の小坂駒吉さんが銀座にあった松本市出身者の飲食店を譲り受けたことが始まり。その後明治36年に息子の梅吉さんが現在の日比谷に新たに創業したという歴史があります。

昨年業務提携を結んだ三井不動産と日比谷松本楼が、この度サスティナブルな取り組みを開始。取り組みのひとつであるメニューブックとトレイの製作依頼を受け、弊社で製作しました。

メニューブックは、三井不動産グループ様所有の北海道にある社有林で間伐した「トドマツ」を活用して製作。反りの抑制と板の強度を高めるために、薄い板を3枚、木目の向きを互い違いにして貼り合せました。
表と裏表紙は、皮でつなぎあわせ、今まで使われていたメニューブックの中身はクリップで挟むことで、そのまま使うことができます。表には日比谷松本楼様のロゴを、裏には三井不動産様のロゴをレーザーで刻印しました。

共同でデザインを考案したイド様の案により、森のレストランにふさわしく、表紙の窓から季節の変化を感じられるデザインに

今回新たに考案されたメニューの“ハーブティー”や“代替肉バーガーセット”用のオリジナルトレー。長野県伊那谷のクリをつかった、シンプルなデザインです。右下には日比谷松本楼様のロゴをレーザーで刻印しました。

トレーの積み重ねができ、さらにテーブルから持ち上げやすいように、四方の縁をデザインしています。また、四隅の辺同士の固定には木工技術の「楔(くさび)」を用いました。くさびに使ったエンジュは、色味がクリとは異なるため程よいアクセントに。塗装は、輪染みや汚れがつきにくく、かつ無垢の質感が損なわれないセラミック塗料で仕上げています。

日比谷松本楼に行かれた際にはぜひ、メニューブックとトレイにも注目していただけると嬉しいです。

< information >

・納品プロダクト/メニューブック
 樹種/トドマツ
 木の産地/北海道当麻町 (三井不動産様社有林の間伐材)
 設計/株式会社イド様、株式会社やまとわ
 製作/株式会社やまとわ
・納品プロダクト/トレイ
 樹種/クリ、エンジュ
 木の産地/伊那谷
 設計・製作/株式会社やまとわ
・納品日/2022年9月
・クライアント/日比谷松本楼様、三井不動産様

<日比谷松本楼について>
〒100-0012 東京都千代田区日比谷公園1−2
TEL 03-3503-1451
http://www.matsumotoro.co.jp/

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