農林業・自然資源と共に生きるビジネスのこれまでとこれからについて、様々なフィールドで活躍するゲストをお呼びして、つづいていくまちについて、一緒に考える一日。
今年のテーマは「つづいていくまち、つづいていく仕事」。特別講演、3つのTheme Talk Sessionのほか、sees memberによるワークショップや地域材を使ったクラフト体験なども企画されています。
Theme Talk #02「プロトタイプの循環で突破する商品づくり」に弊社取締役 奥田が登壇。参加費は無料ですが、事前申し込みが必要です。詳細は下記をご覧ください。
SEES CONFERENCE
日 時 : 2025年 2月 11日(火曜・祝日)10:00〜20:00(開場9:30)
会 場 : inadani sees(伊那市西箕輪7200-27)
参加費 : 無料 ※ランチ・交流会費別(希望者のみ)
定 員 : 60名
<トークテーマ/登壇者>
【特別講演「まちが続いていくために、仕事や企業ができること」※オンライン】
佐宗 邦威 氏 株式会社BIOTOPE代表 / チーフ・ストラテジック・デザイナー / 多摩美術大学 特任准教授
東京大学法学部卒業、イリノイ工科大学デザイン研究科修了。P&G社にてレノア等のヒット商品のマーケティングを担当後、ジレットのブランドマネージャーを務める。その後ソニー社クリエイティブセンターにて全社の新規事業創出プログラム立上げ。退社後、戦略デザインファーム「BIOTOPE」を創業。多くの企業・自治体や組織のイノベーション支援と、企業理念の策定と実装の実績多数。著書『理念経営2.0』(ダイヤモンド社)。他多数
【Theme Talk Session】
■Theme #01「地域にも地域外にも愛されるブランドのつくりかた」
宮川 史織 氏 株式会社DEPOT 代表取締役 プランナー・クリエイティブディレクター
1987年山梨県甲府市生まれ。京都工芸繊維大学で建築設計・都市論を学んだ後、「地元山梨をいい街にしたい!」とUターン就職。総合プロデュースの会社で3年間従事した後、独立しDEPOTを設立。「愛の総量を増やす」がミッション。企画・コピー・ディレクションを軸にしたCI、広報PR、商品サービス、建築空間などの総合制作で、山梨の企業や自治体など「社会を豊かにする仕事」のブランディング支援をおこなう。
川下 康太 氏 ヤマとカワ珈琲店 店主
1983年大阪府生まれ。大学卒業後、7年間建築資材メーカーの営業マンとして働く。
その後、縁もゆかりもない長野市へ単身移住し『ヤマとカワ珈琲店』を開業。2022年家族4人で木曽町開田高原へ移住し、現在は長野店・伊那店・開田高原焙煎所の3拠点で活動中。週3日営業の店舗とオンラインストアを駆使し、暮らしと仕事のバランスを試行錯誤している。
SNSやLINEを使ったコミュニケーションを得意とする。
増村 江利子 氏 Webマガジン「greenz.jp」編集長/合同会社森に還す 共同代表
国立音楽大学卒業後、Web制作、広告制作、編集を経て、Webマガジン「greenz.jp」編集長に。竹でつくったトイレットペーパーの定期便「BambooRoll」を扱うおかえり(株)の共同創業者、「竹でつくった猫砂」を扱う(合)森に還すの共同代表。2017年に東京から長野県諏訪郡に移住。『アイム・ミニマリスト』に収録。「Forbes JAPAN 地球で輝く女性100人」に選出(2018年)。
■Theme #02「プロトタイプの循環で突破する商品づくり」
望月 重太郎 氏 REDD inc. 代表取締役 / Creative Director
広告代理店を経て、2019年にデザイン、教育、R&Dをテーマとした 株式会社REDDを設立。サービス/プロダクト開発、新規事業開発、デザイン戦略開発などに従事。東京都練馬区内の農家と福祉事業所の連携による「翠茎茶」の開発、ボタニカル素材のポテンシャルを引き出し新たなノンアルコール飲料体験を創出する「COLDRAW」など、ローカル文化をテーマとしたデザイン活動に多く携わる。
奥田 悠史 株式会社やまとわ 取締役/inadani sees マネジャー/森林ディレクター
大学では農学部森林科学を専攻。バックパッカー世界一周を経てライターとして地域の農家さんを取材する毎日を過ごし、デザイン事務所を立ち上げる。2016年に「森をつくる暮らしをつくる」をミッションに掲げる(株)やまとわを立ち上げる。暮らしの提案が森と暮らしをつないでくことを目指して、森づくりからモノづくり、自然×クリエイティブ事業などに取り組んでいる。2023年より伊那谷の農と森のインキュベーション施設 inadani seesの企画運営も担当。
■Theme #03「研究とビジネスをつなぐもの – 大学や企業のseedsをどのように社会に実装していくのか -」
荒井 亮 氏 知財図鑑 編集長 / Konel 執行役員 / 知財ハンター協会 ファウンダー
1977年東京都生まれ。立教大学社会学部卒。
クリエイティブ会社THINKRにて「2.5D」プロデューサーとして配信番組制作、アライアンスやチームビルディングを担当。
2020年、Konelにて「知財図鑑」を立ち上げ、法人化。クリエイティブ x テクノロジーでのイノベーションを推進し、web3 / DAO型組織のコミュニティ運営などにも携わる。
虎ノ門ヒルズ「ARCH」、特許庁「I-OPEN」2022年度メンター。
宮原 大地 氏 信州大学 アグリ・トランスフォーメーション推進室 室長 助教(URA)
長野県伊那市出身。長野県上伊那農業高等学校を卒業後、信州大学農学部にて博士(農学)を取得。その後、信州大学における産学官連携や研究力強化事業のプロデュースの実行部隊であるURAの道を志し、現在は、地域農林業の課題発掘を通じた農学分野の研究力強化を担う信州大学アグリ・トランスフォーメーション推進室長に就任するとともに、南信州地域におけるグリーン水素研究拠点形成などに向けた大型研究プロジェクト推進を担当
井上 岳一 氏 株式会社日本総合研究所エクスパート / 山水郷ディレクター
林野庁、Cassina IXCを経て、2003年から日本総合研究所。先人達が築いた山と水と人が織り成す豊かな関係世界の継承・発展、多様な人と地域が本領発揮して生きられる社会の創造をテーマに、研究・実践活動に従事。「山水郷チャンネル」(GOOD DESIGN Marunouchi主催)で、全国各地の〝山水郷〟に生きるプレイヤー達を紹介中。また、2022年、武蔵野美術大学と「自律協生スタジオ」を開設。〝コンヴィヴィアル〟をテーマに地域創生に取り組んでいる。著書に『日本列島回復論』(新潮選書)、共著書に『MaaS』『Beyond MaaS』(共に日経BP)等。武蔵野美術大学客員研究員。内閣府規制改革推進会議専門委員。