読みもの・お知らせ
2018.04.06

やまとわ新入社員、KOA森林塾担当榎本のご挨拶。

皆さま、こんにちわ。

4月から「株式会社やまとわ」で働いている榎本浩実と申します。
森事業部にてKOA森林塾の運営に携わりながら、森と人の距離が近づく取り組みを会社の皆さまと協力しながら行っていきたいと考えています。
どうぞ、よろしくお願いします。

出身は大阪ですが、木の勉強をしたいと思い長野県木曽町にある林業大学校に進学しました。
卒業後は、木曽の生活文化や知恵・技術を学び伝え広めていきたいと木曽町の地域おこし協力隊として3年間活動し、現在に至ります。

私は、山も生活の一部として取り入れ、そして四季に寄り添って循環している「里山暮らし」に尊敬の念を抱いています。

その文化をはじめて知った時は、本能的にこの文化を守っていきたいと思いましたし、木曽で実際におばあちゃんたちから里山暮らしの知恵や文化を教わってからは、何の変哲もない毎日の暮らしがとても楽しく心豊かなものに変わりました。

 やまとわは、昔ながらの暮らしの知恵や伝統・技術と現代のテクノロジーを掛け合わせて、お互いが共存できる「新しい暮らしの価値観」をつくっていこうという会社です。

その「新しい暮らしの価値観」の中で軸になってくるのは、やはり「山」です。

山は、すべての命の源。」

KOA森林塾は、抵抗器の世界的シェアを誇るKOA株式会社が24年も前から山の大切さを訴え、「今、木を間伐しないとせっかく育てた山が手をつけられなくなる」と、一般の人に山仕事の技術を独自で伝えてきた歴史ある塾です。
昨年度からやまとわが運営を引き受けることになり、私も携わらせていただけることになりました。

「20年後の山と人との関わり方」を見据えながら。

20年後、人と山の関りはどうなっているのでしょうか?

山にはどんな木が生えているんだろう、どんな景色になっているのだろう、山に対して人はどんな思いを抱いているのだろう。

今よりもっと無関心になって、山と人の距離が離れてしまっているのか、それとも価値が認めれて人々の暮らしの中に山や木がある素敵な未来になっているのでしょうか。

20年後のことを予言することは出来ませんが、少なくとも素敵な未来に向けて一歩ずつ行動を起こしていくことはできます。

ひとまず10年先の未来には、山仕事の楽しさを伝え広めていく人材になっているよう、森林塾の門下生で、現在伊那谷で活躍されている錚々たる講師陣の方々から知識や技術を沢山学び、吸収したいと思います。

そして、10年後には33才。
どしっと腰を据えて里山暮らしを営んでいきたいなと思っています。

さて、今年のKOA森林塾はいよいよ来週の4月14日よりスタートします!

1日目は「木を売るを体感する」をテーマに、薪ストーブの販売を軸にエネルギーの循環システムを構築してビジネスを展開されている株式会社DLDさんと、地域材に特化した製材を行い、自社で販売(住宅等)を行われている有賀製材所さんへ見学、2日目は「森をデザインする」をテーマに、森林調査を行います。

木が地域の中で循環してお金に換わる手法を見学・学んだ後に、実際に森の調査を行うというとっても面白いプログラムです。
きっと、今までと山の見方が変わると思います!

参加申し込みも受付ておりますので、興味を持ってくださった方はぜひご参加下さい。

伊那谷の山で、皆さまとお会いできることを心から楽しみにしています!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

株式会社やまとわ
榎本 浩実

私たちについて豊かな暮らしづくりを通して、
豊かな森をつくる

森の資源を使った楽しい
暮らしの提案を通して、
森と人の距離が近い未来を考える。
森と暮らしをつなぐ会社として
社会をよくしていく。