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2022.04.12

基本の木会議“お弁当をつくろう。経木を使ってお弁当コンテスト”


基本の木会議とは?

2か月に一回のペースで開催される、やまとわ全体のミーティング。テーマも開催場所もその時の担当者が自由に決めることができます。それぞれの拠点で働いているスタッフが一堂に集い、その時のテーマでディスカッションしたり、勉強をしたりしながら、スタッフひとりひとりのスキルアップを図るものです。

4月5日に第20回基本の木会議“お弁当をつくろう。経木を使ってお弁当コンテスト”を行いました。

経木を使って調理し、お弁当やお皿に経木を使って盛り付けをすることを通して、経木の魅力や可能性を改めて感じて欲しいという、担当者の想いのもと企画されました。

「働かざる者、食うべからず」
担当者のこの一言でスタート。早速、“焼く”“煮る”“揚げる”“蒸す”4つの調理法別に分かれて、それぞれのグループで協力して調理していきます。

こちらは、“焼く”グループ。塩サバと玉子焼きの担当です。
玉子焼きを焼くのは小学校の調理実習以来だったり、今回が初挑戦という男性スタッフも頑張ってひとり一本ずつ焼き上げました。

塩サバは食用油を薄く塗った経木の上に乗せて焼きます。余分な油を吸収し、臭みが軽減します。

“煮る”グループは煮物。ひとりひとり包丁を手に、黙々と人参を飾り切りする姿がかっこよかったです。
落し蓋はもちろん経木を使います。グツグツ…美味しそうなかおりが漂っていました。

“揚げる”グループは、春巻きと唐揚げを作ります。揚げる直前まで具材を包んだ春巻きを経木の上に載せておくことで、余分な水分を経木が吸ってくれます。

「唐揚げは二度揚げですよ。」
実家で教わったという作り方で腕前を披露するスタッフもいました。

“蒸す”グループは中華ちまきを作ります。一般的には竹の皮で包む中華ちまきですが、今回は経木を使って包みます。お湯で経木を濡らし、三角形に形づくったところへ具材を詰めて折りたたみます。たこ糸で縛れば準備OK。蒸し器で蒸していきます。(中華ちまきのレシピはこちら

みんなで協力して作ったおかずが綺麗に並びました。

続いて、経木を使って盛りつけるための準備をします。

細長くカットして編んでみたり、切り込みを入れて差し込んで容器にしたり。
個性豊かで楽しいアイディアがたくさん出てきます。

さあ、準備が出来ました。
ミニトマトや青じその彩りも加わり、ここからはそれぞれ持参したお弁当やお皿に経木を使いながら盛り付けていきます。

盛り付けが終わると、全員の“作品”を並べます。ひとりひとつ、一番素敵だと思ったものを選んで投票しました。

優勝した経木職人酒井さんの作品。中華ちまきに添えられた梅の花や経木の箸置きが可愛らしいです

発表が終わると「お腹すいた~」「早く食べよう」の声が上がりました。お天気も良かったので、みんなで外へ。

調理、盛り付け、お昼ご飯。いくつもの工程がありましたが、スタッフみんなで楽しく協力しながら作ったお弁当は格別な味がしました。ご馳走様でした!

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