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採用情報

森の企画室ディレクター、森のデザインスタジオ(仮称)の設計メンバーを募集中

やまとわで新たにスタッフを募集します

森と人の関係性を、もっと面白く、もっと深く、もっと軽やかに。

 長野県伊那市にある、株式会社やまとわです。 僕らは「森をつくる暮らしをつくる」を掲げ、森と暮らしの接点をデザインしている会社です。

冬は山に入って木を伐り、夏は森の資源で農業をする。 木こりが収穫した木を使って木製品を作り、地域材で家具をつくる。 森の視点から企業のビジョンを描き、時には美味しいジュースやチャイまでつくっています。

一見すると「何屋さん?」と思われるかもしれません。 でも、僕らの中心にある「問い」は一つです。

「どうすれば森に光があたり、豊かな生態系を維持しながら、僕らの暮らしも楽しく続いていくのか」

この問いを深める中で、2025年はたくさんの「モノ」が生まれました。 木の香りを届ける木の一筆箋、ドライフラワーの花器である紙木と花(Shiki to hana)、森の味わいがするモミの葉のチャイ。 技術と時間をかけて、森の恵みを暮らしに届ける準備が整ってきました。

農林業、ものづくり、企画チームが少しずつ技術力を上げていく中で、モノを届けるところから、企業や行政の方の自然に関わることを一緒に面白くしていく「森の企画室」をつくりました。この森の企画室は、森林調査、ビジョン作り、企画編集、デザインなど様々な視点で自然と社会をつなぐことを提案するチームです。

そして今、次の挑戦に向けて準備をしています。 それは、「モノ」と「ソフト」から「空間」への拡張です。

新設・森のデザインスタジオ(仮称)、始動

これまで僕たちは、家具やリノベーション、小さな建築を通じて、空間づくりを実践してきました。 でも、もっと深く踏み込みたいと思っています。 森の木々が持つ手触りや香り、時間を経て深まる味わい。それらを単なる「素材」として扱うのではなく、そこで過ごす人の感性に訴えかける「森の気配」としてデザインしたいのです。

働く場所、学ぶ場所、憩う場所。 街の中に森の気配を感じる空間が増えれば、森と暮らしはもっと感覚的につながっていくのではないかと思います。

森の企画室、森のデザインスタジオ(仮称)といったチームがより面白く連携していくために、やまとわのチームのあり方も少しずつですが再構成していきたいと考えています。

それは、「木を伐る人」の隣で「空間を描く人」が考え、 「家具を作る人」と共に「場を編集する人」が動く。「土を育てる人」の隣で「植栽を考える人」が、足元の生態系に耳を澄ます。「モノをつくる人」の隣で、「企画を練る人」が森と人の関係性に頭を巡らせる。

そんな風景を作りたいと思っています。

それぞれの専門性が、森と暮らしという大きな循環の中で混ざり合う。 自然の循環の中に、人の暮らしも入った状態で持続可能性をデザインする。 難易度は高いですが、その分、見えてくる景色はどこまでも広いはずです。

新しく立ち上げる「森のデザインスタジオ」は、正直まだ名前も仮称です。 「ちゃんと固めてから募集を出そう」とも思いましたが、むしろ「名前を決めるところから一緒に面白がってくれる人」と出会いたいと思いと、間に合わない!という思いでスタッフ募集をスタートしました。

「森の企画室」がはじまり、「森のデザインスタジオ」がはじまります。そこからさらに2年後、4年後にもはじめたいチーム連携、統合型の挑戦も水面下で準備をはじめています。

今回は、この「森のデザインスタジオ」の募集と合わせて「森の企画室」のディレクターの募集もしています。

森の企画室の挑戦については、greenz.jpさんに取材してもらった記事に詳しく書いていますので、こちらを読んでもらえると嬉しいです。

森の課題は“激ムズ”で、最高に面白い。森林ディレクター奥田悠史さんに聞く、やまとわ「森の企画室」が実践する、未来へとつづくための道づくり by greenz.jp

ということで、今回は僕たちにとっても挑戦となる2つの募集です!

「森をつくる暮らしをつくる」とはどういうことなのか。どうすれば「森に光は当たるのか」。そんなことを一緒に考えてくれるメンバーを募集しています。皆様からのご応募お待ちしております!


【募集職種】
今回の募集は、これからのやまとわの「空間」と「企画」を担う2つのポジションです。

1. 森のデザインスタジオ(仮称)設計士・空間デザイナー 

これまでやってきたことを統合しながら、新しい企画の立ち上げメンバーとして、地域の資源を活かした空間づくりを考え、カタチにしていく仕事です。

【主な業務】
・地域資源を活用した店舗、オフィス等空間の設計監理
・オリジナルプロダクト(家具等)の開発
・森のデザインスタジオのブランド構築
・営業活動等

【こんな方だと嬉しい】
・設計士、建築士、インテリアデザイナーとしての実務経験がある方
・既製品に頼らず、素材の調達や加工のプロセスからデザインしたい方
・立ち上げ期の試行錯誤をチームで楽しめる方

2. 森の企画室 ディレクター 

森の企画室は、企業・行政の方々と一緒に森の企画を考えてそれを実行する仕事です。プロジェクトマネジメント、企画立案、制作ディレクター的な動き方イメージ近いと思います。全部できる必要はないのですが、制作系の経験や興味がある方がありがたいです。

【主な業務】
・森林資源や自然資本を活用したプロジェクトの企画立案・進行管理
・Webや冊子制作、イベント企画等のディレクション
・クライアント(企業・行政)や、パートナー企業との連携

【こんな方だと嬉しい】
・プロジェクトマネジメントが割と得意
・何かしらのディレクション経験がある方
・前向きに面白がる

【共通して歓迎するマインド】

・森と暮らしをつなぐ仕事に、自分ごとの興味がある
・農業、林業、自然科学に対する好奇心・ベース知識がある(専門家でなくてOK)
・マルチタスクや変化のある環境を楽しめる
・正解のない問いに対して、チームで考え続けることができる
・対話は苦手じゃない

【職種別の歓迎スキル(マストではないです)】
・森のデザインスタジオ: 建築士(一級・二級問いません)
・森の企画室: Adobe Illustrator / Photoshop等の基本操作、編集・ライティング経験

【勤務条件・環境】
・雇用形態: 正社員(試用期間あり)

・勤務地: 長野県伊那市(株式会社やまとわ)
基本的に現地採用を想定しています。伊那谷の暮らしを楽しみながら働ける方をお待ちしています!
ただ、絶対ではないので、こんな働き方どうですか!があればぜひご応募をお願いします!

・勤務開始時期:2026年4月〜6月を目安に相談の上決定

・給与・待遇: 年齢、経験、能力を考慮の上、当社規定により決定いたします。
社会保険完備、賞与・有、週休2日制(土・日)、年間休日122日、祝日、GW、夏季休暇、年末年始、慶弔休暇、有給休暇

やまとわについてもっと知る

私たちの根底にある想いは、こちらの記事に詳しく綴っています。興味の応募の前にぜひご一読ください。

▶ なぜ僕らは、「森をつくる暮らし」をつくりたいのか
▶「紙切れみたいな一枚の経木から世界の森を変えたい。」

応募・選考について

【選考フロー】
・オンライン説明会: 2026年1月9日(金)20:00〜
まずは話を聞いてみたい、という方も歓迎です!
(その日はちょうど予定があって参加できない…!!という方はアーカイブをお送りしますので、お気軽にお申し込みください!)


・応募書類締め切り: 2026年1月18日(日)
以下のフォームよりお申し込みください(添付書類はPDF形式)。

・書類選考結果通知: 1月23日(金)を予定しています。
結果に関わらずメールにてご連絡いたします。

【お問い合わせ・求人担当】
株式会社やまとわ 担当:奥田・新井
問い合わせフォームよりご連絡ください。

私たちについて豊かな暮らしづくりを通して、
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