私たちのこと

メンバー

森と農を通じて伊那谷の地に面白い仕事を作り出すやまとわのメンバーを紹介します。

中村 博

代表取締役/職人

郵便局員を経て木工職人の道へ。
実家は、南アルプスを遠望する高台。東に広がる伊那谷の雄大さの中で育ちました。
もともとは美容師に憧れていたのですが、時代は就職氷河期。 安定した職業として公務員になることを勧められ、郵便局員になる道を選びましたが「自分で形あるものをつくり出したい」という想いから、高遠町の木工職人さんのもとに29歳で弟子入りしました。

「木を使わなきゃ」
南アルプスを眺める暮らしを求め一度は離れた地元に家を構えた私は小さなころ遊んでいた森に入ります。あの頃とは全く違う真っ暗な森がそこにはありました。
暮らしから離れた森には真っ直ぐ育った木は少なく細くて曲がったものばかり、細い木でも曲がった木でも私たち職人なら木製品を作ることができる、職人の技があればこの森を元気にできると思いました。「地域の木で作った品を私たちの暮らしの中に届けたい」そう思いが湧き上がったことを覚えています。

奥田 悠史

取締役/森林ディレクター

1988年三重県生まれ。信州大学農学部森林科学科で年輪を研究。大学時代、バックパッカーでの世界一周旅行に出かける。旅を通じて世界中の悪意と優しさに触れた。フィンランドでカメラを盗まれ、スペインではニセ警官にカードを盗まれる。悔しすぎてバルセルナの宿でまくらを濡らした。そのときに聞いた「谷川俊太郎」の詩「生きる」が心に刺さりすぎて、旅を続けた。
世界中で、いろんな人が“生きる”姿に触れるたびに、その姿を伝えることに興味を持つ。大学卒業後、編集者・ライター、デザイナー、カメラマンを経てやまとわ立ち上げに参画。やまとわでは、ディレクションやクリエイティブを担当。

中村 洋子

業務部 総務

3歳より長野県伊那市で生活しています。朝日かがやく駒ヶ岳、夕日に映ゆる仙丈、天龍川の瀬の音、学んだどの学校の校歌にも登場する山と川の事を当たり前に唄って育ちました。大人になって校歌の意味を考える様になり素敵な場所に暮らしている事を実感しています。
2016年やまとわ設立時に元々勤務していた職場と2カ所掛持ちで夕方から働いていましたが、2019年4月よりやまとわ専属の社員になりました。
長年お金や経理に関わる仕事をしている割に大雑把です。
趣味はもの作りです。パン、お菓子、布小物、とんぼ玉、ビーズ・・・週替わりで色んなやる気スイッチが入ります。
そして愛読書は有川浩さんの植物図鑑。春夏秋冬、山や森の自然の恵みで美味しい物を作れる人になりたいです。
やまとわの金庫番&おやつ係として日々頑張っています。

唐木 啓子

業務部

長野県須坂市出身。大学時代に京都で能楽部の活動に夢中になる。その経験がきっかけで、駒ケ根高原美術館に就職。はじめは北信とは異なる方言や、冬は寒さ厳しい伊那谷に驚きや戸惑いもあったが、数多くの出会いを通して様々な経験を積む。
「森と暮らしをつなぐ」ため、多面的に取り組むやまとわの事業に大きな魅力を感じ、入社。
自然の小さな変化に出会うと“当たり前だと思っていたことは、実はとても繊細なつながりで成り立っていること”に気づかされます。日常の中で“森と暮らしをつなぐものはなにか”を探しながら、勉強中。

滝田 渉

暮らし事業部

東京都出身。大学から名古屋に移り、その後、東京→大阪→名古屋→東京と拠点を移していたが、昼夜を問わないハードワークに疲弊し、家族との時間がとれない生活に悩む。
趣味の登山に癒しを求める中で、山や木に囲まれた中で家族と暮らすことへの思いを強くし、日本百名山が二十九座ある長野県への移住を決断する。
移住に際し、「山や木に携わる仕事を」と木こりを志した結果、やまとわに出会う。その理念に共感し、メンバーとなる。
日々の業務に取り組みつつ、木こりの修行中。

内野 桜子

森事業部 ディレクター

鹿児島県出身。土を触るのがすきで、木に囲まれるのがすきで、山を眺めるのがすき。
大学卒業後、自然に関われる仕事をしたいと思いつつも飲料メーカーへ就職。法人営業を約4年経験した後、自分らしさを求めて北アルプスの山小屋のアルバイトへ。自然と混ざりあうような暮らしがしたくて、そんな暮らしをつくりたくて、そういう仕事ってなんだろうと思っていた時に出会った会社がやまとわでした。
人と自然、暮らしと森がいい関係でいられるように、できることから取り組んでいきたいです。

市川 雄也

森事業部 ディレクター

東京生まれ東京育ち。
高校卒業後バンドでベースを担当し、メジャーデビュー。その傍ら19歳からweb制作会社でフロントエンジニアになる。
その後、音楽活動に終止符を打ち、ディレクターに転身するが、30代を目前にオーストラリアへ。図らずともラーメン修行をしながらバリスタの資格を取得。帰国後、実家の着物工場に入り、営業を担当するが家業は継がないことに。
前職の制作会社に戻り、ベトナムでデザインオフィスの立ち上げに参加し、コロナ禍のベトナムをサバイブする。そんな中、偶然出会ったやまとわのフォレストカレッジのweb広告に惹かれて林業を経験する。
その経験からやまとわの考えや企画に共感し、インターンを直談判する。1ヶ月の生活の中で伊那とやまとわに魅了され、移住と就職を決断。

久保田 真理子

木工事業部 職人チーフ

1982年、駒ヶ根市で生まれ育つ。
紆余曲折を経て、31歳の時、ものをつくる仕事がしたいという思いを叶えるべく技術専門校へ入り、1年間、手仕事、家具づくりを学ぶ。
技術専門校在学中、1年間で作った製作品の展示即売会で中村社長と出会い、地域材を使った無垢のオーダー家具、木工品づくりに魅力を感じ、入社。
マイペースな性格ですが、一緒に仕事をする仲間を通して出会うたくさんの方から、日々新たな刺激を受けつつ、家具職人への道を邁進中です。

大場 直人

木工事業部 職人

1994年、5人兄弟の末っ子として生まれ、高遠の地に育つ。
県外の高校へ進学し、寮生活を経験。多くの友達やその生き方に影響を受け、大人たちとも心から向き合えるようになった。卒業後、心に浮かんだのは“山”と“木”のことだった。
木を扱うことの基礎を一年間学び、運、人の縁、そして優しさに助けられ、今は願ってもないような環境で地元の木で物を造るという仕事をさせてもらっています。

近藤 智子

木工事業部 職人

岐阜県出身。子供の頃からものづくりが好き、自然が好き。高校時代、将来の夢は「職人」と「田舎暮らし」だった。その後、宮大工の棟梁、西岡常一氏・小川三夫氏の本と出会い、木を生かす日本の知恵と技術に強く感銘を受ける。木と関わって生きることを決意し、未経験で木工の世界に飛び込む。
以後10年余り、長野県内でフラッシュ構造の家具を製作。自分の体より大きな建材や家具と日々格闘しながら、たくさんのことを学び経験する。
無垢材、地域材を使った木工を志し、やまとわに入社。地域材の命を生かすべく、家具製作に取り組む。

関 優一朗

木工事業部 職人

1996年生まれ、松川町出身。
高校までを県内で過ごし、元々もの作りが好きだったこともあり美大を目指すことに。しかしそこで挫折を経験。様々な心境の変化もあり1年後京都伝統工芸大学校で木工芸専攻へ入学。寮生活をしながら指物の技術を主体に4年の間現役の職人さんより技術の指導を受ける。純粋に手を動かしてものを作れる環境を謳歌しつつ、伝統技術をこれからの時代に効果的に生かしたい思いが強くなる。
その中「やまとわ」と出会う。
“地域材を活かし、昔は特に密接だった人の暮らしと森の関係を現代に合う形で立ち返る”、そんな考えに感銘を受け、一緒に仕事をさせていただくことになりました。社会人としてもまだまだ未熟者ではありますが、様々なことを吸収しながら日々成長していければ良いかと思います。

吉田 かおり

木工事業部 ディレクター

東京都出身。転勤族の家庭に生まれ、幼いころから都市部を中心に転々とし、高校時代は海外で過ごす。
大学卒業後はIT系、シェアハウス、ログハウスのメーカーと様々な業種を経験。結婚・出産を経て、自然豊かな地で暮らしたいという想いが膨らむ。縁もゆかりもなかった伊那谷だが、雄大な自然と人のあたたかさに魅了され、直感で移住を決意。
家具づくりを通して「森と暮らしをつなぐ」。そんなこと目指して、子育てしながら奮闘中。

飯塚 綾子

木工事業部 ディレクター

埼玉県出身。都内の大学を卒業。社会人になり、プライベートにて様々な活動に取り組みつつ、東京、大阪の企業にて勤務。そんな生活の息抜きは、自然豊かな場所に行くこと、だった。多くの出会いや経験を通して、自身のこれからの生き方、暮らし方を考えていたとき、縁あってやまとわと出会う。伊那には縁もゆかりもなかったが、「暮らしと森をつなぐ」事業に強く共感し、ライフワークとして取り組みたいとの思いで、やまとわに入社。気づいたら、森とつながる心地よい暮らしをしていた。を、自身の暮らしを含め、沢山生み出していきたいです。

登内 恵理子

木工事業部

長野県出身。高校卒業後、東京へ進学。卒業後はアパレルメーカーへ就職し、世間の波に揉まれながらゆっくりと大人の階段をのぼる。
のち、約10年間お世話になった東京に別れを告げ、ふたたび長野の地へ。
この頃から、「人は生きているのではなく、自然に生かされている」と考えるようになり、自身が生きていくなかで、なにか自然へ対して恩返しができないものかと強く思うように。
そんな中、奇跡的なタイミングでやまとわと出会う。
「山を永遠(とわ)に」…私が探していた答えを持つのは、きっとこの会社なのだと信じ入社を希望。

有賀 由理

木工事業部

上伊那で生まれ育つ。
時の流れに身をまかせ、製造業と事務職を経験。
結婚・出産し、子育てを通じて出会った人々の輝いている姿に影響を受け、「これから自分はどうありたいのか」自分自身と向き合う。
友人からやまとわの経木をいただき、その木目の美しさと香りに癒され愛用品となる。
使うだけでなく生産に携わりたいと思うようになり、縁あって入社。
日々木の香りに包まれながら楽しく働けることに、喜びを感じています。

藤川 杏奈

木工事業部

神奈川県出身。約10年間、美術館や図書館で資料アーカイブや古文書修復などに携わってきた。古きものには、人々が紡いできた知恵がつまっている。過去から未来へとそれらをつないでいく仕事がしたいという思いがいつもある。
出産を経て、雄大な山々を眺めながら暮らしたいと考えていた時に、ふたつのアルプスに囲まれた伊那市を知り移住を決意。求人サイトでの中村社長のインタビューを読み、伊那谷の森と暮らし方を大切にするやまとわの考え方に感銘を受け、思いを手紙にしたためた。その2年後、念願かなって入社し、経木の生産に携わることに。森の恵みと人々の暮らしをつないでいくことができる経木の魅力に日々感動している。

田中 亮祐

木工事業部

大阪府出身。
約10年大阪の病院の治療食の調理員として働き、都会の生活に疲れ、お笑いの素質も花開かず、移住を考える。
山を登り、山頂からの景色を味わったり、自然に触れたり、四季の美しい風景を眺めるのが趣味で、二つのアルプスに囲まれた伊那谷の地に移り住むことを決意。
移住相談でフォレストカレッジを知り、参加し、自然と関わる仕事をしたいと思い、縁あって入社。
昭和40年代の経木機械と日々奮闘中。
経木チームでは主にツッコミ担当。

宮原 幸二

農と森事業部

長野県出身。幼いころより姉兄の影響で音楽にのめり込み、趣味で音楽を続ける。
都内で音楽に触れながらIT業界に身をおき、その可能性と面白さにのめり込む。
長男誕生をきっかけに、家族の時間・子育ての環境について見つめなおす。自然溢れる場所で子育てをしたいとの想いから、北は北海道、南は沖縄まで移住先を模索し、妻の直感で長野へ移住。移住後、一旦は就職するが長野は木がいっぱいあるという単純な理由から技術専門校(木工科)へ入校。地元の製材会社で木材加工をしながら、無垢の家造りの魅力に触れる。そして縁に恵まれやまとわへ。
「木工~家造り~森へ」どんどん「木」の入り口へ遡っています。
魅力と才能に溢れるやまとわのメンバーに日々刺激を受けながら「森をつくる暮らしをつくる」を目指しています。

小瀧 誠

農と森事業部

1992年、大阪府高槻市生まれ。
前職のアウトドアショップに勤めているとき、伊那谷の山へ登山に行きました。初めて感じる伊那谷の雰囲気は、紅葉の季節ということもあり、山の中や頂上からの景色は、とても温かみのあるものでした。その風景を見たとき「いつかここに住みたい」と感じ、それ以来、伊那が永住候補地のひとつになりました。それから約3年後、やまとわへの入社をきっかけに伊那へ移住しました。
やまとわでは、農と森事業部で“春夏農業・秋冬林業”を目指して勉強中。“自然でシンプル”なもの、暮らしが好きです。

川内 洋輔

農と森事業部

1988年7月東京生まれ。両親が自然が好きであったことと、幼少期から大のジブリ好きであったことから森について学びたくて信州大学農学部森林科学科へ入学。(特に好きなジブリ作品は、もののけ姫。憧れの人物は今も昔もアシタカ。)大学卒業後、林野庁入庁。岩手県と北海道で計9年間勤務するうちに森づくりを計画から施業まで一手に行える技術者になりたい、もっと森に近いところで暮らしていきたいという思いが徐々に強くなり、2020年4月より、やまとわに入社。農と森事業部にて農業と林業について1から勉強中。家のDIYをこれから趣味にしたいといろいろと模索中。

榎本 浩実

農と森事業部 ディレクター

大阪府富田林市出身。食べること、木と触れ合うことが何よりも大好き。(最近は、森にある食べられる植物を食すことに夢中です。)
里山文化と森林の関りを学びたいと長野県木曽町にある林業大学校へ進学。卒業後は、同町の地域おこし協力隊として郷土食体験の指導等に携わる。
「生命の源である森の価値をポジティブなものに変えていこう」という理念に心惹かれ、任期終了後にやまとわへ入社。現在は、YAMAZUTOの商品開発などを担当しています。「暮らしの中に山や森がある」、そんな未来を目指して日々奮闘中。

私たちについて豊かな暮らしづくりを通して、
豊かな森をつくる

森の資源を使った楽しい
暮らしの提案を通して、
森と人の距離が近い未来を考える。
森と暮らしをつなぐ会社として
社会をよくしていく。