
基本の木会議とは?
3ヶ月に一回のペースで開催される、やまとわの全体ミーティング。「森をつくる暮らしをつくる」ってどういうことだろう?に立ち返る時間。
今、やまとわのメンバーでどんなことを考えたらいいか、テーマも開催場所もその時の担当者が自由に決めることができます。
12月初旬、第39回基本の木会議を行いました。
12月といえば、クリスマス。森と人の距離を近づけるために、やまとわらしい「森の資源を使った楽しい暮らし」をクリスマスに向けて考えてみようと担当者が企画してくれました。
基本の木会議の約1ヶ月前、担当者から社内にアンケート協力のアナウンスがありました。
山麓農場で育てている旬の野菜を使って、クリスマスに食べてみたい料理やレシピをスタッフが考えて提案します。
▽野菜の種類はこちら
・みやま小かぶ白
・木曽ムラサキカブ
・青丸紅芯大根
・春菊 さとゆたか
・小カブ白 味黄金カブ
・小カブ赤 桃寿
・はびろな
・ラディッシュ
・ルッコラ
・セルバチコ
・かぼちゃ
・里芋 土垂
アンケートの結果、シチューやサラダ、ピザ、ケーキなど約40のメニューが提案されました。どの料理になるのかは、当日のお楽しみです。


「森と暮らしをつなげるクリスマスの楽しみ方」ということで、まず全員で森の素材をつかったリースを作ります。自然に還らないものは使わず、森にある素材で作りたいということで、事前に担当者が素材集めをしました。
土台となるツル植物のうち、アケビは36オフィス近くのやまとわの森から、ツタはますみが丘の森から採取、他の素材は鳩吹山から採ってきたものです。
フロウソウ(シダ)、マンネンスギ(シダ)、ウラジロ(シダ)、ソヨゴ(赤い実)、ヤマアジサイ(ドライフラワー)、ネジキ(紅葉初期)、コナラ(紅葉初期)、スギ(大・小)、モミ、ツガ、カシ、ネズミサシ、スズタケ
さらに鳩吹山のどの場所で採取したのかについて、資料を用いて中村さんから説明がありました。どの場所にあったのかを知るだけで、ひとつひとつの素材が少し特別なものに感じられます。

続いて、今回リースの土台として使う“つる植物”の生態と、素材として使う葉の”紅葉の仕組み”について農と森事業部の西門さんが丁寧に説明してくれました。
つる植物は、自立するための茎や幹を持たず「巻き付き型」「巻き髭型」「吸着根型」「寄り掛り型」の4パターンがあり、それぞれの特徴を活かして他の樹木などを活用して高いところまで効率よく伸びることができます。また、林業ではつるがらみによる伐倒時の事故や、植栽木の締め付けによってつる切り作業が必要になるなど、厄介者とされている植物でもあるといいます。
さらに、黄葉と紅葉の仕組みについて分かりやすい図を用いながら説明がありました。これまで当たり前のように見ていた紅葉も、仕組みを知ることで見え方が変わってきます。
最後に、葉っぱのフレディの素敵な文章を紹介してくれました。

早速、班ごとに分かれてひとりひとつずつリースを作っていきます。
リースの土台は、事前に担当者が大小さまざまな大きさで束ねてくれていました。


葉や実、どんなものを使うかはそれぞれが自由に選びます。パッとデザインが決まる人やなかなか決まらない人、だまって黙々と作る班と会話を楽しみながら賑やかに作る班。時間いっぱい使って、個性的なリースができあがりました。



リースができあがると、ランチタイムです。
事前にスタッフから集まったアンケートを元に、担当者がメニューを決めました。
・里芋のコロッケバーガー
里芋のコロッケ(大豆とコーン入り)
キャロットラペ
ルッコラとセルバチコ
・野菜たっぷりポトフ(里芋、にんじん、かぶ、大根)
・青丸紅芯大根、三種のかぶのマリネ
・春菊のナッツ和え
・かぼちゃとくるみのシフォンケーキと屋久島の島バナナ、りんご

山麓農場で野菜を作っている農と森事業部の高野さんから、それぞれの野菜の特徴とおいしい食べ方について説明がありました。
バーガーは自分で具材をはさみながら経木で包み、その他のメニューもバイキング形式で自由に食べたいだけ盛り付けました。


お昼ご飯を食べた後は、各班ひとりずつ感想をシェアします。
「リースづくりをやる前は苦手だしうまくできるか心配だったけど、身近な素材でこんなに素敵なものができることを知ってとても楽しかった」
「小さめのリースをふたつ作って、上下に並べて飾れるように工夫した。ヤマアジサイが可愛らしかったので、それを活かしたデザインにした」
「一度完成したけど、自分はあまのじゃくなのであえて唐辛子をまぶしてみた。小学生以来で作ってみてとても楽しかった」
「お正月にも使えるようなものができあがった。近くの山から採ってきた素材を使ったリースをつくり、農場の野菜をつかったお料理をいただいて、とても贅沢だった」
身近なものを使ってつくるクリスマスリースと料理。スタッフみんなで体験することで「森と暮らしをつなげるクリスマス」について、楽しみながら考えることができました。



