伊那市内でかまど炊きの豆腐と自家製酵母のカンパーニュ等を販売するお店「とうふ カンパーニュ 暮らしの品mui」。
muiでは、豆腐等の販売だけでなく豆腐づくり体験を企画するなど様々な関係性づくりを大切にしていらっしゃいます。

しかし現地に来てもらって豆腐づくりを体験してもらうのはなかなかハードルが高く、より多くの方に体験していただきたいという思いがあったといいます。

そこで、家庭で豆腐づくりを体験できるスターターキットを11月上旬にリリース。このキットは、型箱、絞り袋・敷布、大豆、にがりがセットになっています。

キットとは別売で、豆腐づくりの動画も制作。
豆腐作り体験の講師として何度か小学校に行った際、豆腐づくりの最も大事なポイントがいくつか抜け落ちていることを感じたそう。
中でもとても重要な「大豆の浸水」「大豆を炊く」について、一年を通してかまどを使って豆腐づくりをしてきたからこそ分かるポイントが動画で分かりやすく解説されています。

やまとわでは、木工職人が型箱を制作。経木生産の際に出る端材を材料にしています。
普段、豆乳を炊いたり油揚げを揚げる際に薪として経木の端材を使って下さっているmuiさんが「豆腐型箱を経木の端材で作れませんか」と提案して下さいました。

豆腐づくりを通して、山と海、土がつながっているということを感じていただけたらというmuiさん。
木工職人の技術にも注目いただきながら、豆腐づくりを楽しんでいただけると嬉しいです。