先日、やまとわの定例会議「基本の木」会議を行いました。
基本の木会議とは?
2か月に一回のペースで開催される、やまとわ全体のミーティング。テーマも開催場所もその時の担当者が自由に決めることができます。それぞれの拠点で働いているスタッフが一堂に集い、その時のテーマでディスカッションしたり、勉強をしたりしながら、スタッフひとりひとりのスキルアップを図るものです。
今回のテーマは経木。まずはじめになぜ素材にアカマツを選んだのか、そして松枯病の問題についての講義がありました。松枯病はマツノザイセンチュウがマツノマダラカミキリに寄生することで始まること、その後どのように松が枯れてしまうのかについての説明後には質問や意見が出て、今後も引き続き学んでいくのにふさわしいテーマでした。
その後、経木の利用方法について3つのグループに分かれて話し合いました。
Aグループは「家」、Bグループは「外」、Cグループは「仕事」。活発に意見を出し合い、模造紙に書き出します。日常生活の小さな気づきから出てくるアイディアも多く、複数の部署から集まればそれだけ様々な意見が出て、模造紙がどんどん埋まっていきます。
休憩時間にはスタッフ手づくりのおやつ「モンブラン」。やまとわの近くで獲れた山栗をたっぷり使ったマロンクリームは絶品‼さらにたっぷり食べたい人は“追いクリーム”。コーヒーや紅茶によく合います。クリームだけでなく、スポンジの中に柔らかくくちどけよい渋皮煮の栗を発見!まるで宝物を見つけたかのように、気持ちが高ぶります。本当に美味しい!
休憩後にはグループごとに発表し、全体で意見を出し合います。その後出された意見の中からさらにテーマをひとつに絞って、「メリット」「デメリット」「問題点」「解決策」を出し合いました。経木の特性を知った上でより良い利用方法はないか、またそれにはどういう問題があってどんな解決策があるのかをさらに深く話し合うことが出来ました。
最後に全体発表を行い、他のグループとも意見の交換が出来ました。
出されたアイディアをすぐに実現化するのは難しいかもしれませんが、社員みんなで話し合って意見をシェアする機会はとても大事な時間だと改めて気づかされた2時間でした。
次回は2か月後。どんなテーマでどんな意見が出て来るのか今からとても楽しみです。