読みもの・お知らせ
2021.08.03

市役所のエントランスが、伊那の森と伊那の暮らしを近くする|伊那市役所

伊那市は、豊かな森林を軸としたまちづくりを進めようと、平成28年度に「50年の森林ビジョン」を掲げました。そして、このビジョンを多くの人に伝えるため、平成30年度に市役所エントランスの木質化事業を実施。この事業のトータルプロデュースを弊社で担わせていただきました。

今回製作した家具は、50年の森林ビジョンの広報チーム「midorina委員会」のコンセプトを元に、10年以上に渡り培ってきた弊社の地域材活用に関するノウハウを最大限に活かしながら、個性豊かな色んな種類の木を使って行いました。中には、南アルプスの雪崩によって倒木し、産業廃棄物として処分される予定だった立派なダケカンバとヒメコマツなども使用。

職人たちの手によって、長年伊那谷の地を見守ってきた木々に新たな命が吹き込まれ、今度は様々な人が集う場所を見守る家具へと生まれ変わりました。

企画のコンセプト

伊那市役所で働く人が家族に言いたくなる」

市役所で働く一番身近な市民が嬉しくなることを大切に考える。
働く人たちがワクワクするように。家族に言いたくなるように。

「小さな子どもがいる父母の思い出に残る」

子どもと一緒にその場所で過ごす時間が残る。
子どもの頃の思い出として確かな記憶に残して欲しい。

合わせて、この事業に関わった人みんなの想いを乗せた「森の仕事」という本の製作も提案。

どんな人が木を伐って、どんな人が製材をしたのか。
そして、どんな人が家具を作って、市役所のエントランスに設けられたのか。

エントランスを利用する人たちが、この取り組みの背景を理解することができるように、この想いを未来へ繋いでいくために、5冊限定の小さな本を作りました。

完成のお披露目に合わせて、 ツリーパーテーションに飾るオーナメントづくりのワークショップを実施。多くのご家族に参加いただき、この取り組みに興味を持ってもらうことができたと同時に、市役所のエントランスには大人と子供の笑い声が響いていました。

今回は、家具づくりだけでなく、プロジェクトのストーリーをまとめた本づくりやワークショップの企画まで含めて、伊那市の木質化事業としてご提案させていただきました。

色んな人のご協力の下、進めることができたこの事業。
これからも、この場所には色んな人が集い、温かな時間が流れることを願っています。

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