
「食卓に置いておきたくなるような、素敵な七味入れって、なかなか無いんです」
料理家のそんな一言から、プロダクトが生まれました。

私たちが今回お届けするのは、信州伊那谷の豊かな森から生まれた、小さな木の道具。「Kodachi -Shichimi and spice holder-」です。
食卓に、小さな森の風景が立ち並ぶように。 そんな願いを込めて、『木立 kodachi』と名付けました。
手に取ると、木肌のぬくもりとともに、職人の細やかな手仕事が伝わってきます。
森を愛する視点が、ひとつの道具になるまで
このプロジェクトのきっかけは、私たちが企画をした長野県伊那の食を巡るツアーでの、料理家・蓮池陽子さんとの出会いでした。

蓮池さんは東京を拠点にしながら、長野県栄村での山の暮らしを実践し、レシピ開発などを手掛ける「森に精通した料理人」。一方私たちやまとわは、この地の森の木を使い、ものづくりをすることを得意とするチームです。
「既存の道具が木製で、かつ素敵なら良いのに」
森を愛する蓮池さんの切実な視点に、私たちが日々向き合っている「木のものづくり」が重なりました。七味入れという、ある種ニッチな道具を通して、暮らしと森を繋ぐ。そんな「風景から始まるものづくり」がスタートしたのです。
職人の技術が形にする、手になじむ「心地よさ」
こだわったのは、一目で七味入れだとわかるけれど、ありそうでなかったデザイン。
余計な装飾をなくし、木目の美しさを際立たせるために用いたのが、木を回転させながら刃物で削り出す「旋盤加工」という技法です。


職人がひとつひとつ、木の状態を見極めながら削り上げることで、茶筒のようにピタリと重なる高い精度が生まれます。
蓋をスッと回して、木目を合わせる。すると小さな口が開き、そこから七味がさらさらと。内側まで滑らかに仕上げているので、お手入れがしやすいのも、毎日使う道具として欠かせないポイントです。

個性が光る、里山の4つの樹種
信州伊那谷の森には、多様な木々が育ちます。今回は、それぞれの個性が際立つ4つの樹種をご用意しました。

明るい色合いのものから、落ち着いた深みのあるものまで。選ぶ楽しさはもちろん、指先に触れたときの心地よさは、天然の木ならでは。
ご家庭の食卓はもちろん、プロが働く飲食店のテーブルにも。どんなシーンにもスッと馴染み、使うほどに日々の景色に溶け込んでいくはずです。
100年後の森を、食卓から想う
私たちがこのプロダクトに込めたのは、単なる便利な道具以上の願いです。
地域の森を健やかに保つためには、木材をただ消費するのではなく、日々の暮らしの中で長く愛される「使い勝手の良い道具」として循環させることが大切だと考えています。
この「Kodachi -Shichimi and spice holder-」が食卓にあることで、ふと森を想う。そんな穏やかな時間が、100年後の未来へ豊かな里山を繋いでいく一歩になると信じています。
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お知らせ
こちらの「Kodachi -Shichimi and spice holder-」は、2月4日から開催される展示会「大日本市」にてお披露目いたします。
会場では他にも、アカマツの香りが広がる「信州経木Shiki」の新しい文具シリーズや、釘を使わず自然の生命力を生かした「River Stool」など、やまとわが紡いできた森のプロダクトが並びます。
合同展示会 大日本市 「日本のものづくりと繋がる場所」
※本展示会はバイヤー様向けのイベントとなっており、一般の方はご入場いただけません。
■開催日程
2/4(水) 10:00~18:00
2/5(木) 10:00~18:00
2/6(金) 10:00~15:00 ※最終日のみ、15時閉場となりますのでご注意ください。
■会場
恵比寿ガーデンプレイス「ザ・ガーデンホール」
■ご来場方法
WEBでの事前予約制となります。ご予約時にQRコードが発行されますので、ご来場時に受付にてご提示ください。※ご来場予約時間は目安であり、「時間未定」でご予約いただければ、当日どのお時間でもご来場いただけます。事前予約フォームは下記URLよりお願いいたします。
https://www.tenjikai-uketsuke.com/form/dainipponichi/202509/
詳細は公式サイトよりご確認ください。
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※「大日本市」は小売店・商談用の展示会のため、一般の方はご入場いただけませんが、皆さまにお届けできるオンラインストアでの販売も、近日中に開始予定です。
食卓に新しい風を吹き込む準備をして、楽しみにお待ちいただけたら嬉しいです。
「Kodachi -Shichimi and spice holder-」
製造・販売:株式会社やまとわ
監修:蓮池 陽子
写真:河内彩