みなさまこんにちは。
森事業部では、今年に入ってからKOA森林塾をはじめ様々な催し物を行ってきました。
なかなかその様子をお伝えできていなかったのですが、この年末から年明けにかけて少しずつ記事を書いていきたいと思います。
まずは、9月8日(土)~9日(日)に開催した”チェーンソーの使い方基本~応用編”から。
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◎チェーンソーの使い方~応用編
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朝8時20分、24年間使ってきた歴史ある山小屋にこの日も塾生たちが集まりました。
今回から参加者が少し増えて、総勢6名の方々と一緒に学ぶことになりました。
先ずは、山小屋の中で間伐の概要やチェーンソーの使い方について早川先生の講義を受けます。
今回は自分で山を持っている受講生も多く、積極的に色んな質問が飛び交いました。
そして、早川さんも嬉しそうに回答していました。
講義の次は、実際に外へ出てチェーンソーを始動していきます。
最初はへっぴり腰になりますよね、その気持ち私痛いほどわかります(笑)
皆さん緊張した面持ちで、だけどもたくましい眼つきでチェーンソーを始動練習をしていました。
次は実際に、固定された丸太を切る”玉切り”の練習です。
皆さん、最初は恐る恐る丸太の上にチェーンソーを這わせていましたが、スパっと丸太が切れた時、たまらず笑顔になるその様子がとても印象的でした。
チェーンソーの使い方を一通り学んだら、いざ現場へ出発!
まず最初は、木を倒す時の基本「受け口」「追い口」づくりの練習から。
山小屋で学んだ論理を思い出しながら、真剣な眼差して木に設計図を描いていきます。
緊張した面持ちで、設計図にそってチェーンソーの刃を入れていきいます。
初・受け口。きれいにできました!
塾生の方があまりにも嬉しそうに見せてくれたので、思わず写真を撮ってしまいました(笑)
最初は中々きれいに受け口を作ることが出来ず、「おっかしいな、難しいな。」と呟く人も何人かいらっしゃいましたが、何回も何回も繰り返し練習をして、みなさん上手に受け口・追い口を作れるようになってきました。
そしたらいよいよ、立っている木の伐倒準備に入ります。
まずは、前回森林調査を行ったエリアの中でどの木を伐るか、どの木を残すのか”選木”という作業から。
離れてみたり、近くでじっくり見てみたり。
10年後、30年後のこの森に思いを馳せつつ、エリア内の木々のバランスを見ながら間伐する木を決めて目印をつけて行きます。
”選木”が終わったら、いよいよ伐倒本番です。
トップバッターが緊張の面持ちでチェーンソーを始動させます。
とても混んでいる森の一発目の伐倒だったため、他の木に引っかかってしまいましたが、かかり木になっても大丈夫。
木の幹にロープをひっかけて、掛け声合わせてみんなで引っ張っていきます。
実際に木を伐倒できて、色んなシチュエーションを経験できるのは、KOA森林塾の魅力の1つだなといつも思います。そういったことが出来るのは、山仕事を教えるプロである早川先生が、生徒さんの力量を見分けつつ指導をされているからだと傍て見ていていつも痛感しています。
「せーの、そら引けっ!せーの、そら引け!」塾生の方の掛け声に合わせて、ロープを力一杯引いていきます。
ヒノキは枝が柔軟なので、枝がしなってなかなか倒れません。
ドーンッ!と倒れた瞬間は、拍手喝采!みなさんとてもいきいきと表情をしていました。
何本か木を伐っていくと、森の中が急に明るくなりました。
木々の葉っぱから垣間見える空を見上げて、「なるほど、間伐とはこういうことなんですね。」と、受講生の1人がつぶやきました。
木を伐って
間伐の意味を五感で感じていただくことができて、とても嬉しかったです。
次はKOA森林塾最終回の報告記事をアップします!
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おまけ(笑)
森のアート。
なんか生き物みたいだねと、ある塾生がつぶやいていました。