・・・開催してから、約2か月たってしまいましたが、前々回の森林塾2日目の報告をさせていただきます。すみません。。。
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◎森をデザインする、森林調査編
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8月5日(日)にこれから研修を行っていく森の調査を行いました。
どんな森なのか、どんな木が生えてるのか、木の年齢は?高さは?
これからどのように手入れをしていくと良いのか・・・。
森の手入れをするに当たって、入口となるとても大切な授業です。
まずはいつもの山小屋で、森林調査の手法について早川先生から講義がありました。
次は山の現場へ移動して、実際に調査を行います。
10m四方の正方形(プロット)を作り、その中に何本木が生えているのか、木の大きさ(胸高直径)はいくつか、木の高さ(樹高)はどのくらいあるかを計測しました。
作業を進めていく中で、積極的にコミュニケーションを図りながら連携している塾生の方々の様子を見ていて、とても嬉しく思いました。
森のデータを収集した後は、毎回恒例早川先生による伐倒デモンストレーション。
とても混んでいる林のため掛かり木になってしまいましたが、みんなで力を合わせてロープで引っ張って倒しました。
塾生の方々は、山に響き渡るチェンソーの音と、倒れる時の迫力に圧倒されているようでした。
山小屋に戻ってから、調査したデータを下に森の現状を(科学的に)分析していきます。
その結果、とても混んでいることが科学的に分かったので4割ほど間伐することになりました。
参加者の方々も、「山がこんなにも合理的な考えの下、つくられていることを初めて知った」「自分の山でも、この手法を使って現状を調べてみたい」などと言ってくださり、今回も実りある内容になって良かったと一安心。
第2回目の森林塾も、9月8日(土)、9日(日)に終了しているので、追ってアップします!